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お知らせ

2018-08-29 17:26:00

犬の避妊手術は全身麻酔をかけて卵巣と子宮の両方を摘出する手術(卵巣子宮摘出術)です。

 

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〇避妊手術のメリット

避妊手術を受けると、繁殖器官の病気である子宮内膜炎、乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、子宮の腫瘍などにかからなくなります。いずれも命に関わる病気で、特に老犬が多く基礎疾患や合併症も考えられるため手術ができない場合もあります。特定の病気を予防するという意味で、早い時期の避妊手術を受けるメリットあります。

〇避妊手術のデメリット

□繁殖できなくなる

避妊手術をすると子供を産ませることが出来なくなります。

□全身麻酔をする

避妊手術をするためには、全身麻酔をする必要があります。術前に、麻酔の種類や、そもそも麻酔をして問題ない体なのかの確認をしましょう。ブルドック、フレンチブルドック、ボストンテリアなどの短頭種の場合は、麻酔後に気道が閉塞してしまう危険性があります。全身麻酔に関して慎重に相談をしてください。

 

□太りやすくなる

 

避妊を行うと食欲が増加する傾向にあります。愛犬の食欲にあわせて食事を与えると太ってしまいますよね。肥満は糖尿病や心疾患などの生活習慣病のリスクを高めるので、健康のためにも食事内容やカロリーに気をつけてあげてください。愛犬の食餌の管理や適度な運動に気を配り、未然に防いであげてください。

〇避妊手術の適正時期

愛犬にどのタイミングで避妊手術を受けさせたらいいのか、ベストな時期はいつなのかと迷うと思います。一般的には、最初の発情を迎える前が理想的とされています。犬種による差や個体差はありますが、初めての発情は生後6〜8カ月くらいに起きるようです。すべての犬に当てはまるわけではないので、個々の犬に合わせて手術の時期を検討する必要性があります。初回発情前に避妊手術をすることで、乳腺腫瘍の発生率がかなり抑えられるという説があります。

〇手術の流れ

 

□術前検査

 

手術日よりも前に、健康体かどうか、全身麻酔をかけても問題がない体かどうかをチェックします。問診・触診・聴診などの身体検査のほか、血液検査・レントゲン検査・超音波検査などを行います。

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 □手術当日

 

全身麻酔をかける前になにか食べてしまうと、食べ物や唾液、胃液などが気管に入ってしまう可能性があるので、基本的に絶食となります。午後の手術時間に避妊手術を行うことになります。術後はICUの酸素室の中でしっかり麻酔がさめるのを待ちます。

ope室.jpg         ICU.jpg

 

□手術後

手術後は傷口の消毒をし、麻酔から覚めるのを待ちます。状態が安定すればおうちに帰っても問題ないので、通常であれば半日~1日程度でおうちに帰れるます。なにかあったときにすぐ対処できるよう、帰宅後はできるだけ一緒にいてあげてください。また、傷口が開かないように帰宅後は激しい運動を避けましょう。また、傷口を舐めさせないようにすることも重要です。エリザベスカラーをしていても傷口に届いてしまったり、傷口が開いたりしている場合は、術後服もあるので相談するようにしてください。

 

□抜糸

術後、2間程度で抜糸となります。

 

□内服薬

退院時に傷口が化膿しないように抗生剤をだします。薬を飲ませるのが難しい飼い主様には抗生剤の注射もあるので相談してください。

 

手術は飼い主様にとってとても難しい問題です。手術をお考えであれば一度相談してください。

 


2018-08-24 10:36:00

犬の去勢とはその文字通り睾丸をとる手術のことを指します。犬には局部麻酔を使うことはほとんどありませんので、全身麻酔をかけて行うのが犬の去勢手術です。 

 

〇去勢手術のメリット

早い時期に犬の去勢手術をすると、足をあげてのマーキングや、他の雄犬との争いなどオスの特徴がほとんど見られなくなります。また、前立腺肥大や精巣腫瘍、会陰ヘルニアになる可能性を去勢していない犬より、低くすることができます。しかし前立腺がんの予防にはなりません。 

〇去勢手術のデメリット

遅い時期に犬の去勢手術をしても、早い時期のメリットが得られません。また、犬の去勢手術により男性ホルモンが劇的に減少するので、太りやすくなります。また、性格的変化はありますが、なわばりの防衛・攻撃行動、恐怖による噛みつき、捕食性攻撃行動などは手術をした後、変わらないケースもあります。 生殖行動がなくなるので、望まない仔犬が生まれてくることを防ぐことができます。

〇去勢手術の適正時期

男の子には発情期が無いので、いつまでに去勢手術を受けるべきかというデータはありません。しかし、性的ストレスを感じさせない様にするためには、発情したメスに会う前に去勢手術をしてあげる事が大切です。生後6か月~7、8ヶ月で手術を勧めています。また、足をあげて排泄をする事が習慣になる前に去勢手術をした場合は、その後も足をあげないで排泄する子になる事が多いです。

〇手術の流れ

□術前検査

手術日よりも前に、健康体かどうか、全身麻酔をかけても問題がない体かどうかをチェックします。問診・触診・聴診などの身体検査のほか、血液検査・レントゲン検査・超音波検査などを行います。

□手術当日

全身麻酔をかける前になにか食べてしまうと、食べ物や唾液、胃液などが気管に入ってしまう可能性があるので、基本的に絶食となります。

□手術後

手術後は傷口の消毒をし、麻酔から覚めるのを待ちます。状態が安定すればおうちに帰っても問題ないので、通常であれば半日~1日程度でおうちに帰れるます。なにかあったときにすぐ対処できるよう、帰宅後はできるだけ一緒にいてあげてください。また、傷口が開かないように帰宅後は激しい運動を避けましょう。また、傷口を舐めさせないようにすることも重要です。エリザベスカラーをしていても傷口に届いてしまったり、傷口が開いたりしている場合は、術後服もあるので相談するようにしてください。

□抜糸

術後、2間程度で抜糸となります。

□内服薬

退院時に傷口が化膿しないように抗生剤をだします。薬を飲ませるのが難しい飼い主様には抗生剤の注射もあるので相談してください。

手術は飼い主様にとってとても難しい問題です。手術をお考えであれば一度相談してください。

 

 

 


2018-08-22 16:24:00

避妊手術をするかしないかは、猫を我が家の一員として迎え入れた際、全ての飼い主さんが直面する問題の一つです。これからどのように育てて暮らしていくのか、子どもを産ませるのか産ませないのか。非常にデリケートな問題ですよね。「健康な体にメスを入れるなんてイヤ!」そんな風に考える飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。避妊手術に関する知識をわかりやすくまとめました。

 

〇避妊のメリット

□メス特有の病気を予防できる 

乳腺腫瘍、子宮内膜炎や子宮蓄膿症など病気の発生率を下げることができます。また、卵巣そのものを取り除くため、卵胞嚢腫(らんぽうのうしゅ:卵巣に液状のものが溜まり腫れてしまう疾患)などのような卵巣におきる疾患を予防することができるのです。メス特有の病気の中には、命に関わるような重たい病気も多く、そういった危険度の高い病気を予防できるので避妊手術をお勧めします。

 

□望まない妊娠を避けられる 

避妊手術をしないまま猫の好きなように行動させてしまうと、大量の子猫を出産する可能性があります。手術をしないまま屋外に出したりすると、飼い主さんが知らないうちに妊娠して、知らないうちに子どもを産んでしまうなんてことも・・・。そのようにして飼い主さんの知らないところで生まれてしまった子猫は、保健所へ連れて行かれてしまうため、避妊手術をすることは、殺処分を減らすことにも繋がります。

 

□発情期のストレスを軽減できる 

発情期がなくなるため、性的なストレスが軽減されます。また、発情期に伴っておきる問題行動(独特の大きな声で鳴くなど)を抑制することもできます。

〇避妊のデメリット

生殖機能を取り除くため、もちろん子どもを産むことは術後できなくなります。また、全身麻酔をかけて手術をしなければならないため、麻酔のリスクがあることも頭に置いておかなければなりません。尚、エネルギーの消費量が低下するため、太りやすくなる傾向があります。

〇避妊適期

避妊手術の適切な実施時期については諸説ありますが、はじめての発情を迎える前に手術を受けさせることが望ましいと言われることが多く、一般に生後6~8ヶ月齢が目安とされています。避妊・去勢手術は全身麻酔をかける必要がありますので体調が良好な時に行いましょう。

〇手術の時にきをつけること

□ワクチン接種 

不妊手術を受ける際、動物病院で病気がうつってしまうことがあります。ワクチンの接種履歴を尋ねられることがあります。ワクチンには有効期間がありますので、最新の接種日から起算して有効期限を過ぎている場合は、手術前にワクチン接種を済ませておきましょう。

□麻酔からさめたら 

完全に麻酔が覚めるまでは病院で獣医師の管理下に置かれます。麻酔後は、消化管機能が正常に戻るまで時間がかかるため、胃腸が正常に働き出す前に食事をとってしまうと食べた物を吐いてしまう恐れがあります。このため、通常は術後半日程度の絶食が必要となります。

□傷口の管理

術後に傷口を舐めないようにするために、通エリザベス・カラーや術後服を装着した状態で退院します。お家で傷口のチェックなどをする際、これらを一時的に外すことがありますが、再度装着しようとすると意外に難しいので手間取ってしまったり、結局自宅で着けることができず外しっぱなしになってしまう…なんてことがあります。また、自宅に連れ帰って数日間は、傷口が開いてしまうのを避けるため激しい運動はなるべくさせないようにしましょう。もし糸が取れてしまったり、舐め過ぎにより術創がただれてしまったり、傷口が開いてしまった場合は、すぐに連絡ください。

□抗生剤について 

退院時に抗生物質の薬をお出しします。投薬が難しい飼い主様には長く効く抗生剤の注射もあるので相談してください。

 避妊手術は飼い主様にとってとても難しい問題です。避妊手術手術をお考えであれば一度相談してください。

 


2018-08-18 21:03:00

今回は歯周病になってしまった場合の治療方法についてお話します。

全身麻酔下による処置手順について

 

1.処置には予約が必要となります。
レントゲン検査、血液検査などの術前検査を行い、処置日はオーナー様のスケジュールで一日空いている日を選んでもらいます。これは麻酔中に何かあった場合はすぐに病院に来ていただける日、という意味です。

 

2.当日は絶食絶水で午前10時ころまでに来院していただきます。

 

3.午前中から点滴を始めて、お昼に処置を行います。

 

4.処置時間は抜歯がなければ約1~2時間程度。抜歯がある場合は歯の状態や本数により少し延長します。

 

5.麻酔後はICU内で十分に覚醒させて1日入院になります。歯石を落とすと全身に細菌がまわってしまう可能性があるため、朝まで抗生剤を点滴するための入院になります。翌日食欲がしっかりあるのを確認して退院になります。

全身麻酔下の処置方法

 

1.鎮静後、麻酔導入し、吸入麻酔を始める。

 

2.超音波スケーラーで歯石を除去していきます。歯の裏側に付いている歯石もきれいに落とせます。

 

3.レントゲンで歯の歯根のまわりの骨がとけているようであれば抜歯をする。

 

4.歯石が歯を研磨する(歯の表面のミクロの凹凸を滑らかにする)。マイクロエンジンを使って、荒研磨、仕上げ研磨をします。

 

以上が全身麻酔下における歯石除去や歯周病治療の手順となります。歯石が原因で歯肉炎や歯周病が発生します。ついてしまった歯石についてはご家庭でのケアは困難です。状態が悪くなる前に、動物病院の獣医師にご相談下さい。


2018-08-08 18:35:00

まだまだ暑い日が続きますが、スーパーでもそろそろぶどうが並び始めるころですね。

 

私たち人間の健康に欠かせない栄養素がたっぷりつまったぶどうですが、残念ながら犬に効果はありません。

 

それどころか、ぶどうは犬にとって有害な食べ物です。大量に摂取すると急性腎不全を引き起こし、死んでしまうケースもあります。

 

犬がぶどうを食べて急性腎不全を発症します。ぶどう中毒になると、24時間以内に嘔吐、食欲低下、乏尿(尿の排泄量が低下する)や下痢の症状が現れ、重症化すると意識の混濁や痙攣などを引き起こします。

 

犬に影響を与えるぶどうの毒性が判明していないため、どのぶどうがダメで、どのぶどうが良いとは言えません。

全てのぶどうを避け、与えないでください。

 

 

ぶどうの成分が含まれた食べ物はすべて要注意です!

皮は特に危険です!

 

すでに症状が出てしまっている場合は、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

症状が出ていない場合も、腎不全になってからでは遅いので動物病院での診察をおすすめします。

 

今回はぶどうについてのお話でしたが、他にも食べさせてはいけない食品はたくさんあります。

食べさせてはいけないものを知ることはワンちゃんの命を守ることに繋がります。

誤って食べてしまわないように食品の管理には十分注意してくださいね。

 

 

 

 

 

 


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