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お知らせ
先日、ボーダーコリーの帝王切開を行いました。
事前にレントゲンを撮って胎児の数の確認を行い、当日まで自然に生まれることを願っていたのですが、陣痛が始まって破水をしてからなかなか胎児が出てこなかったので急遽オーナーさんと一緒に病院に来られました。
病院に来てからもしばらく様子を見ていたのですが、3時間ほど経っても出てくる気配がなく帝王切開を行うことになりました。
帝王切開は時間との勝負で胎児に麻酔の負担ができるだけかからないようにしなければなりません。
手術が始まり、3匹目まではスムーズに出てきてくれたのですが4匹目を子宮から引き出すのに少し時間がかかってしまいました。
胎盤を破ってから呼吸をするまでとても心配でしたが、無事に呼吸もあり元気にミーミー鳴いてくれました!!
母犬も手術後すぐに麻酔から覚めて、母子共に元気で安心しました。
最近元気がない、皮膚の状態が悪い、皮膚の治療をしているけど再発を繰り返す、同じ量のフードをあげているけど体重が増えてきたなどの症状はありませんか?
こういった症状のワンちゃんは甲状腺のホルモンが少なくなっている可能性があります。
甲状腺のホルモンの働きは心臓の働き、糖や脂質の代謝、基礎代謝など様々な働きを持っています。
症状としては
・脱毛する
・皮膚病を繰り返す
・太りやすくなった
・元気がなくなった
などです。
この病気をそのままにして重症化すると
・てんかん症状
・顔面神経麻痺
・首を傾けたりくるくる回ったりする前提疾患
などの症状があらわれたりすることもあります。
この病気はホルモン剤を飲ませてホルモンを補充してあげることで症状を改善させることができます。
甲状腺機能低下症は中、高齢期のワンちゃんに多い病気なので、年齢が6歳を超えたら血液検査の健康診断をお勧めします。
甲状腺ホルモンは院内での血液検査ができますので、心配なことがあればご相談ください。
ワンちゃんやネコちゃんに何を食べさせていいのかお困りの飼い主様は多くいらっしゃると思います。
皮膚疾患、心不全、腎不全、尿路疾患、ホルモン疾患など様々な病気があります。
当院のスタッフは毎月ロイヤルカナンとヒルズのフードセミナー受けており、いつでも飼い主様の疑問にお答できるように日々勉強しています。
気になっていることがあればいつでも相談ください。
前回のロイヤルカナンのセミナーは皮膚に関してでした。
アレルギーの子にはアレルギーの痒みに配慮したフードがあり、皮膚の状態が悪く皮膚病になりやすい子には状態を改善させるフードがあります。
状態に合わせたフード選びをすることで薬に頼らなくても痒みがない状態、皮膚病がない状態を保つことができるようです。
院内のフードセミナーは月ごとに内容が異なるのでセミナー後はホームページで看護師が内容を発信していく予定です。
セミナーを受けたい飼い主様は連絡ください。事前にご連絡を頂けば飼い主様も参加可能です。
時間外、夜間の診察に関してですが、当院ではできうる限り受け入れたいと思います。
わんちゃんねこちゃんの体調はいつ悪くなるかわかりません。
当院の患者さんはもちろん、他院へ通院している患者さんの飼い主様もご利用ください。
他院へ通院している飼い主様は、持病があれば血液検査の結果や現在内服中の薬を持参してください。
夜間の診療施設が休診の場合や時間外で診察を行っていないときはご連絡ください。
患者と飼い主様のために全力でサポートさせていただきます。