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お知らせ
先週末から急に寒くなりましたね。
もう虫の姿もほとんど見かけなくなったように思います。
飼い主さんの中には、もう蚊に刺される心配もないから今年のフィラリアの予防薬はお終いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも実は、フィラリアの予防薬はフィラリアに感染するのを防ぐものではありません。
フィラリアの予防薬は、フィラリアに感染した後に様々な症状が引き起こされる前に虫を駆除する為のものなのです。
よく混同されてしまうので注意が必要です。
小さなフィラリア虫が蚊を媒介に感染したあと、成長しながら寄生した犬の体内を移動します。
予防薬は虫が皮下や筋肉にいる段階で駆虫することを目的としているため、虫の成長や移動に合わせて投与するべきタイミングが約1ヶ月後なのです。
そのため、蚊が活動を終える11月までは感染の可能性があり、その1ヶ月後の12月までは予防薬を飲ませる必要があります。
11月の末から12月の頭にかけて予防がまだの方は、心配であればお薬を飲ませることをおススメします。
先日、御所南小学校で防災訓練がありました。
炊き出しなどもあり、とても賑わっていました!
その中でも1番興味深かったのが、NPO法人アンビシャスさんが開いていたペットの避難に関連するブースです。
みなさんは災害時のペットの避難について考えたことはありますか?
避難所にペットを連れていくのか、自宅に待機させるのか、信頼できる人に預けるのか、決めているご家庭はどのくらあるのでしょうか?
ペットを飼っている世帯は約2割。もしもペットを連れて非難することになれば、ペットを飼っていない8割の世帯への配慮が必要です。
飼い主の言うことを聞けるのか、トイレのしつけや吠えたりしないか、ハウスなどに入り落ち着いていられるかなど、考えることはたくさんあります。
ペットを連れて避難する場合はペット用の避難バッグも必要です。最低5日分のペット用品を準備しておいてください。
ペットは大切な家族の一員ですよね。いざという時のために日頃からご家族で話し合っておくことが大切だと思います。
当院も、災害時にペットを受け入れられるのか、備えておくべきものや、もしもケガをしていた場合の手当てについてなど色々と話し合っています。
この投稿が少しでも災害について考えるきっかけになればと思います。
なにか気になることやもっと知りたいと思うことがあればお気軽にご連絡ください。