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お知らせ
2018-07-02 21:08:00
慢性腎臓病は、高齢のわんちゃんとねこちゃんにとって一般的な病気の1つです。
腎臓の細胞の3/4が破壊されないと症状が出てこないとても怖い病気です。
それまでは腎臓が正常に働き、症状があまり出ない事が多いです。
腎臓の働きは適切な濃度で尿を作ることです。慢性腎臓病になると濃度の調節が出来なくなり、うすい色のない尿になります。色がうすく量の多い尿となるため体が脱水状態になります。
病状としては下記の事が考えられます。
(病状)
1)お水をたくさん飲む
2)おしっこの回数が増えた
3)便秘
4)食欲がない
5)口臭が気になる
6)体重の減少
7)嘔吐する
初期の症状としては、おしっこの量、お水をよく飲むようになったことで気がつきます。 この時点で、尿検査だけでも行うことをおすすめします。 わかりにくい事もありますので、見逃さないように日頃からチェックする事をお勧めします。
慢性腎臓病は治る病気ではありません。 一度、壊れた腎臓の組織は元に戻りません。 そのために、治療はあくまでも腎機能の低下と症状の悪化を防ぐことが目的となります。 そうならない為に、早期に発見することで、進行を遅らせることがとても重要となります。 その為には、定期的な健康診断を受けることをおすすめします。もし、何か思い当たる症状があったら、早急に動物病院へ行ってください。