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お知らせ

2018-09-15 17:03:00

 

飼い主様の中には何の病気かなと思う方が多いと思います。今日はこの病気について知ってもらおうと思います。

 

 

レプトスピラ菌の一番の感染源はネズミで、ネズミには症状は現れません。感染したネズミは尿と一緒にこの菌を排出しているため、菌を含んだ水を飲んだりすることでワンちゃんに感染します。

レストスピラは3つの型がありレプトスピラ・カニコーラ型や黄疸型(レプトスピラ・へクテロヘモラジー型)、症状の出ない不顕性型があります。

レストスピラは人獣共通感染症の1つで、ワンちゃんや人だけでなく、ほとんどの哺乳類に感染しますが、人から人へは移りません。

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レプトスピラ症は、細菌に感染することで肝障害や急性腎不全などを起こし、重篤になれば命に関わります。この菌は感染してもすぐには症状が現れない不顕性型が多く、症状が出ないまま自然治癒します。ただ、その場合は気づかないうちに尿と一緒に菌を排泄して、他の動物へと感染を広げてしまいます。

出血型の場合は40℃以上の高熱や食欲不振と嘔吐、結膜の充血や血便などの症状が出ます。黄疸型は黄疸や嘔吐、下痢、口の粘膜の出血などがみられ、出血型よりも症状が重くなり、数日で死に至る場合もあります。

 

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治療法としては、病原菌を抑えるために内科的治療で抗生物質の投与が有効です。肝不全や急性腎不全の症状が見られる場合は、その対症療法としてブドウ糖やビタミンB、強肝剤、利尿剤などの投与を行います。また、レストスピラ症を予防するにはワクチン接種が有効です。人にも感染する恐ろしい病気ですから、定期的なワクチン接種を確実に実施して予防します。

 

 

 

京都市内で発生している病気なので感染する可能性がある病気です。ワクチンの接種が重要となるのですが、病院によっては、ワクチンの接種は三年に一度でいいという病院もあります。しかし、予防する病気によって予防注射をする頻度は異なりますし、三年に一度でいいというのは全ての病気には当てはまりません。なぜワクチンをして予防するのか、しっかり理解して病気の予防をしてもらいたいので分からないことがあれば診察時に詳しく聞いてください。また、予防ではなくても相談したい飼い主様はいつでも来院してご相談ください。