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お知らせ
2018-12-12 16:51:00
先週末から急に寒くなりましたね。
もう虫の姿もほとんど見かけなくなったように思います。
飼い主さんの中には、もう蚊に刺される心配もないから今年のフィラリアの予防薬はお終いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも実は、フィラリアの予防薬はフィラリアに感染するのを防ぐものではありません。
フィラリアの予防薬は、フィラリアに感染した後に様々な症状が引き起こされる前に虫を駆除する為のものなのです。
よく混同されてしまうので注意が必要です。
小さなフィラリア虫が蚊を媒介に感染したあと、成長しながら寄生した犬の体内を移動します。
予防薬は虫が皮下や筋肉にいる段階で駆虫することを目的としているため、虫の成長や移動に合わせて投与するべきタイミングが約1ヶ月後なのです。
そのため、蚊が活動を終える11月までは感染の可能性があり、その1ヶ月後の12月までは予防薬を飲ませる必要があります。
11月の末から12月の頭にかけて予防がまだの方は、心配であればお薬を飲ませることをおススメします。