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お知らせ

2019-03-29 16:07:00

今日はワンちゃんの乳歯についての話です。

 

ワンちゃんも人間と同じように子どものころの歯(乳歯)が成長とともに抜け、永久歯へと生え変わります。

通常であれば生後60日程で歯が生え揃い、生後4ヶ月~6ヶ月程で永久歯に生え変わりますが、個体差もあるため生後10ヶ月程まではあまり焦る必要はありません。

もし10ヶ月~12ヶ月を過ぎても抜けていない乳歯がある場合はそのまま残ってしまう可能性があります。

 

なぜ乳歯が残っているとよくないのかというと、まず歯周病になりやすくなってしまうからです。

本来乳歯が抜けた後の空いたスペースに生えてくる永久歯ですが、乳歯が残ったままではスペースがないため歯が重なってしまい歯垢や歯石が溜まりやすくなります。歯と歯の間は歯磨きなどのケアも難しく、残った歯垢や歯石が口臭や歯周病の原因になります。

 

もう一つの悪影響は噛み合わせが悪くなることです。

犬も人間と同様に、本来あるべき位置ではない噛み合わせによって歯と歯が当たって常に歯ぎしりのような状態になったり、歯の生える向きが変わったりします。

また噛み合わせが悪いために、歯茎や口腔内に傷がついて常に炎症や歯槽膿漏を起こしている状態になってしまったり、刺激が加わってよだれが多くなることも考えられます。

 

成犬になると乳歯が自然に抜け落ちるのが難しくなるため抜歯が必要になります。

去勢・避妊手術を考える時期であれば、手術の時に同時に抜歯することが多いです。麻酔によるワンちゃんの体への負担や影響も少なくて済みます。

 

ワンちゃんの口のなかを覗いてみて、もしかしてと思ったら一度獣医師に相談してみてくださいね。