Welcome

お知らせ

2019-07-17 14:56:00

近外で猫を拾ったという飼い主さんがたくさんいらっしゃいます。

今回はノラ猫に多い、お腹の寄生虫のお話です。

 

 

ノラ猫の場合寄生虫の感染率はほぼ100%と思っても良いでしょう。肉眼では確認出来なくても、汚染された土や猫のうんち、そして、感染した母猫からの母乳によって母子感染を起こすこともあります。ノラ猫や外猫という環境であれば、感染する状況はいくらでも転がっているのです。

 

 

猫の体内を棲み処とする寄生虫で、特に感染率が高いのが回虫と条虫です。

 

 

回虫は白くて細長く、成虫の長さは2~10cmほどになります。感染ルートで多いのは、感染した母猫のお乳を飲むことです。

猫の小腸にすみ着き、回虫を吐く、下痢をするなどの症状がみられます。便検査で回虫が見つかったら、駆除剤を投与します。 

 S__28533082.jpg

猫には3種類の条虫が寄生しますが、特に多いのが瓜実条虫で、成長すると5060cmほどの長さになります。

瓜実条虫の卵を食べたノミが猫の体の表面に付き、そのノミを猫が毛づくろいすることによって感染します。

猫の小腸にすみ着きますが、多数寄生しない限り猫への害は少なく、無症状のこともあります。治療は条虫を退治する駆除剤を投与するほか、ノミに感染している可能性も近いため、ノミの駆除剤の投与も必要です。 

 S__28533083.jpg

他にも、人に感染してしまう寄生虫もいるので、ノラ猫を拾ったら検便をしてください。そして便を片付けた後は必ず手を洗うようにしてくださいね。