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お知らせ
2019-10-27 14:00:00
腹腔陰睾とは、睾丸がおりてきておらずお腹の中にある状態のことを言います。
犬での腹腔陰睾はそこまで珍しくはないですが、猫は滅多にいません。
先日猫の去勢手術があり、なんとその子は猫では珍しい腹腔陰睾丸でした。
片方は正常におりてきていましがもう片方は睾丸がお腹の中にあったため、去勢手術と開腹して睾丸を取る手術の両方行うことになりました。
なぜ腹腔内に睾丸があるといけないかというと、外にある状態でなければ睾丸が冷やされずにそのまま腫瘍化する可能性が高まるからです。
今回は、まだ数か月の若い猫だったので麻酔の負担も少ないですし睾丸も腫瘍にもなっていませんでしたが、高齢になると麻酔の負担もかかり、
腫瘍化してしまうと他のところに転移したり体に異常が出て命が脅かされる危険性が大いにあります。
去勢をしておらず睾丸が片方しかないワンちゃんネコちゃんを飼われている飼い主さんは病気予防にもなりますので、出来るだけ早く手術をしてあげてください☆
生まれたてで数ヶ月だと、まだ睾丸がおりきっていないだけということもありますので確認が難しいようでしたらいつでもご相談だけでも構いませんので気軽にお越しください(^^)